12月13日(サンタ)

Back of Santa Claus standing, gray background


押忍、今日は金曜日。
いつものサイトは定休日だから競馬でもやろっかなって思ってたら、
「ファントムレジェンド」とかいうヤバいプランがきたよ。

常連はもちろんこれは全乗り。
デイ、ナイト、ミッドナイト、この3プランに参加すればOK。
難しかったらどれか選んでくれ。

さあて今日はクリスマスの思い出でも語ろうか。

クリスマスってのは、なんだかんだ特別だよな。どんなに忙しくても、どんなに荒んでても、その日は空気が違う。街はネオンでキラキラして、誰もが幸せそうなフリをする。俺も昔はそんなクリスマスに、少しだけ心を奪われてた。

ある年のクリスマス、仲間たちと夜の街をうろついてた。俺たちの遊び場ってのは、イルミネーションが輝く繁華街じゃなく、ちょっと離れた薄暗い路地裏。表向きの華やかさに隠れて、誰も気にしないような場所だ。

その日は、何の理由もなく飲み歩いてた。寒い冬の夜、安い缶チューハイを片手に、適当な店の軒先にたむろしてるだけ。それでも、なんとなく楽しかった。クリスマスだからって特別なことはしないけど、いつもより少しだけテンションが上がってたのかもしれない。

そんな時、見知らぬ男が俺たちに声をかけてきた。年の頃は40代くらい、スーツはヨレヨレで、目つきはどこか怯えてる感じ。見た瞬間に、ああ、金に困ってるんだなって分かった。”すみません、少しだけお金を貸していただけませんか”と、小さな声で言う。周りの仲間たちは冷たく笑って、”そんなの自分でなんとかしろよ”って感じだった。

でも、俺はなんとなく気になった。クリスマスの夜に、こんなとこで金を借りようとするって、普通じゃない。だから、”なんで金がいるんだ?”って聞いてみた。男は少し戸惑いながら、”子どもにプレゼントを買ってやりたいんです”って答えた。

正直、それが本当かどうかなんて分からない。でも、その言葉を聞いて、俺はふと昔のことを思い出した。俺が子どもの頃、クリスマスプレゼントなんて一度ももらったことがなかった。親はそんな余裕がなかったし、俺自身も期待なんかしてなかった。でも、それでも、どこかで憧れてたんだよな。

だから、その男に一万円札を渡した。仲間たちは”バカだな”って笑ってたけど、俺は気にしなかった。”これで子どもが喜ぶといいな”ってだけ言って、その場を去った。

その後、特にその男と再会することもなかったし、あの一万円がどう使われたかも知らない。でも、なんとなく気分が良かった。もしかしたら、あの夜のどこかで、俺の一万円で笑顔になった子どもがいたのかもしれない。

クリスマスなんて偽善だっていう人もいるけど、俺はそうは思わない。みんなが少しだけ優しくなれる日ってのは、悪くない。普段は気にしないようなことにも、ちょっとだけ手を差し伸べたくなる。そんな気持ちになる日が、年に一回でもあるなら、それで十分だ。

でも、後日、街中であの男を見かけた時、手には俺のあげた一万円札で買ったらしい高そうな花束が握られてた。隣には派手な服を着た女性が腕を組んでて、二人で笑ってた。”あの子ども”が随分成長してるなって思ったよ。俺も思わず笑っちまった。人生ってのは、まあそんなもんだろうな。

10件のコメント

子供も頃は私自信も、クリスマス、お正月が好きでした。大したプレゼントとかはなかったですが、、ケーキがあり、お正月はお年玉。
子供が出来てからは、年間行事を目一杯大事にしてきました。子供の為に。
凄く優しさを感じました。凄く立派です。
見ず知らずの方に手を差し伸べる事なんて中々出来ないと思うから、、
そういう人間になりたいです。

めっちゃ会長の心が分かる話ですね!
毎日楽しみにしてます。
僕ももう一度頑張る。

俺が子供の頃は、街中は勿論、家にもなかった。全く記憶にないもんな。教会だけにあった、妹が日曜のみ教会にいっていたから。

会長 サンタいい話ですねー
俺は何も差し伸べずに笑ってた方だと思います。情けないです。
俺も会長みたいにカッコよくなりたいです。借金地獄から抜け出して一発逆転したいです。
いつも気にかけていただき有難うございます。

家庭環境が複雑だった思春期をクリスマスになると思い出します。
情けない親になってる様な気がします。
今も借金苦で明日にも携帯止まる。
竹岡さんについていきたいです。

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