競艇(ボートレース)って?
競艇(ボートレース)ってのは公営競技(公営ギャンブル)の一つだ。
ちなみに宝くじとかロトは公営くじっていうな。
公営競技(公営ギャンブル):競艇・杏林・競馬・オートレース etc
競艇は、モーターボート競走法っていう国が定めた法律に準じて行われてるんだ。
その法律に準じて、モーターボート競技にお金をかけて結果を予想するギャンブルが
競艇(ボートレース)ってことだ。
ルールは1レース6艇で行われるレースの着順を当てられたら配当がもらえるっていう簡単なルールだぜ。
だが、舟券の買い方はいくつかある。それが↓だ。
- 三連単:1着・2着・3着を予想して順番通り当てる
- 三連複:船の着順不同で予想して選んだ船が3着を当てる
そのほかにもあるんだけど、まあ基本的に三連勝単式っていう賭け方(舟券の買い方)をすることがほとんどだな。
競艇(ボートレース)の控除率・還元率
難しいことじゃないから安心してくれ。
競艇(ボートレース)ってのは舟券を購入したお金で成り立ってるんだ。
だから還元率は100%じゃなくなる。それをまずは覚えておいてくれ。
控除率
人件費や選手の賞金など主に運営が必要なお金を舟券の売上から引かれるパーセンテージのことだ。
ま、競艇場(ボートレース場)に使われる運営費ってことだな。
控除率は売上の25%。
競艇の売上が100万円の場合、配られる金額は75万になるっていうことだな。
ちなみに運営費をテラ銭って呼ぶこともあるみたいだ。
理由はしらねぇ。知ってるやつは教えてくれ。
還元率
さっき説明した控除率を引いた75%の割合のことだ。
払い戻される金額のパーセンテージのことだな。
必ず売上の75%は払い戻されることになってるから安心しろ。
このルールのおかげで俺が稼いでても競艇場が潰れる心配がないんだ。
上手くできてるよな。
競艇場に行くなら抑えておきたいこと
競艇場は全国に24ヶ所あるんだ。
こんなにあるのに北海道、東北、沖縄あたりにはないんだ。
そこら辺に住んでるやつは残念だな。
だが、オンラインで舟券も買えるしレースも観戦できるから落ち込むことはない。
全国の競艇場で1日に行われるレースの数は約120レース。
どこかしらの競艇場で毎日レースが開催されているんだ。
年間にすると5万回以上。すげぇ数だよな。
競艇場にある食事処も各々のグルメがあるから要チェックだ。
足を運んだ際はその競艇場の人気メニューでも食べてみるといい。
競艇(ボートレース) 基本ルール
さて、ここからは基本ルールについてだ。
競艇(ボートレース)のユニフォームはカラーが決まってるんだ。
1号艇 | 白 |
2号艇 | 黒 |
3号艇 | 赤 |
4号艇 | 青 |
5号艇 | 黄 |
6号艇 | 緑 |
カラーを覚えておくと自分が応援している選手がどこにいるか確認しやすいぞ。
競艇(ボートレース) 独自ルール フライングスタート方式
競艇(ボートレース)には独自のスタート方式があるんだ。
フライングスタート方式
競艇場には写真のような大きな時計”大時計”が置かれている。
この時計が0を指したらレーススタートだ。
ただこのルール、かなり難しい。
スタート時間より0.01秒でも早く船体先端がスタートラインを通過するとフライング。
スタート時間より0.01秒以降だと出遅れ。
どちらも失格・欠場になっちまう。
選手が揃ってないとレースにならない。
だから失格者が出たレースは購入した舟券が全額返還・運営が舟券を買い戻してくれるから安心しろ。
間違っても中止になったからといって舟券を捨てるなよ。
ちなみにフライング・出遅れをした選手には失格退場以外にも出場停止があるみたいだ。
結構厳しいよな。
なんで、そんなスタート方なのかもちゃんと理由がある。
・レースで使われるボートには、クラッチやブレーキがない。
・水面に浮かぶボートを制止させることは不可能
ま、言われてみれば納得できるよな。
定時定点
スタートのタイミングが大切なボートレースだが
フライングスタートを成功させるために必要な考えを定時定点というんだ。
定時定点とは、定められた時間に、定められた場所を、定められた速度で通過してスタートタイミングを合わせていくという考え方だ。
トップの選手になってくると自分のスタートタイミングでスタートラインに時間を合わせる方法を会得している選手もいるみてぇだな。
一般的な考えとしては、200m地点を残り10秒、150m地点を残り8秒、100m地点を残り6秒で通過するのが目安らしい。
スロースタート・ダッシュスタート
競艇(ボートレース)は横一列に並んでスタートするわけではないってことは説明したな。加えて走るコースによってスタートする距離も異なるんだ。
スロースタート
スロースタートを行うのは、スタートラインから150m以内の地点から、スタートする選手たちだ。
おおよそ、1コース~3コースを走る艇がスロースタートと思えばいい。
メリットはインコースを走れるからレースに有利。
デメリットとしてはスタート地点が150m以内のため加速できない。
てとこだろうな。
スロースタートを行う選手たちをスロー勢って呼ぶこともあるみたいだぜ。
ダッシュスタート
ダッシュスタートを行うのは、スタートラインから200m以上離れた地点からスタートする選手たちだ。
アウトコースになる4コースから6コースを走る選手たちがダッシュスタートをする。
メリットは助走距離が長いので、スタート直後はスピードに乗って1ターンマークに進入できる。
デメリットは基本的にアウトコースは、競艇での勝率が低い傾向にあることだろうな。
3周してゴール
実際選手が走るコースは1周600メートルのコース×3周=1800mのコースだ。
この長さはどの競艇場(ボートレース場)も変わらない。
悪天候でコースの周回数を2周に減らす変更はあるみたいだな。
長さは変わらないがコースが淡水なのか海水、風向き、波の高さなどは、競艇場によって大きく異なるから、個人で予想を立てるときは事前にリサーチ必須だ。
レースが終始になるケースは↓だ。
- 台風などで風が強く吹き荒れる場合
- 大雪が降っている場合
- 落雷で機器に故障が起きる可能性がある場合
風の強さは目安として風速10mほどらしいな。10mはなかなか強いよな。
イメージ出来合いやつは時速50kmでチャリ漕いでみてくれ。
よっぽどのことがない限りはレースは開催されるけど、
主催者が選手に危険が及ぶと判断した場合は中止になるぜ。当たり前だよな。
競艇(ボートレース)の何日目の意味
出走表を見てると開催期間/日次などに、2日目、最終日とか書かれてるんだ。
パッと浮かばないやつはリンク貼っといたから↓公式サイトで見てみてくれ。
競艇は4-6日で行われることが多い競技なんだ。
競艇場でレースが行われる期間を節と呼んで、開催期間/日次は開催されて何日目なのかを指しているんだ。
節の最終日には『優勝戦』が行われる。
その節で最も成績の良い6人の選手が戦うレースが優勝戦だ。
競艇場でレースが行われている間は、一日12レース開催だ。
朝から晩までボートレースを楽しめるぞ。
艇場によっては、昼~夕方がメインの「ナイターレース」が行われていたり、朝から昼過ぎがメインの「モーニングレース」が行われてたりするからな。
好きな方に参加するといい。
競艇(ボートレース)の勝敗がわかる決まり手を覚える
協定の決まり手には全部で6種類あるんだ。
逃げ、差し、まくり、まくり返し、抜き、恵まれの6種類だぞ。
逃げ
1コースを走る1号艇が、1マークで1着になり、その後どの艇にも抜かれなかった場合の戦法を「逃げ」または「イン逃げ」という。
決まり手のなかで、もっとも勝率の高いパターンだ。
差し
2~6コースからスタートした艇が、1周1マークで内の艇を先に行かせた後、空いた内を抜き、その後どの艇にも抜かれず勝った場合の決まり手。
必ずボートが走った後に残る波、引き波を超えることになる。
スピードは落ちるが、内の艇が減速せずにターンマークを回れれば決まりやすい手だ。
まくり
2~6コースからスタートした艇が、スピードを落とさず1周目1ターンで内の艇を外から抜き、その後どの艇にも抜かれずレースに勝った場合の決まり手。
若手選手や、アウトコースを得意とするレーサーがよく使う戦法だ。
まくり返し
3~6コースからスタートした艇が、1周第1ターンマークでいくつかの艇をまくり、なおかつ先行しようとした艇を差し、その後どの艇にも抜かれず勝った場合の決まり手。
スピードと高度なハンドルワーク、判断力が必要とされる決まり手だ。
抜き
1マークで勝敗が決まりやすい競艇。それ故に一度決まった順位を覆しにくいのが競艇の特徴の決まり手。
1マーク以降に決まった順位が入れ替わり、1着になった場合決まり手が抜きとされるぞ。
恵まれ
先行を走っていた艇が、転覆または、フライングなどの原因で、後続を走っていた艇が1着の艇を抜いた場合の決まり手。
実力ではなく、運よく1着になったパターンだな。
以上だ。
内容が盛りだくさんだったから混乱してるやつもいると思う。
質問も出てきてもおかしくない。
何かあればいつでも連絡してくれ。
初めてのやつは競艇ってそもそもなんだ?ってやつもいるかもしれない。 そこで詳しく説明していこうと思う。 もちろん書いてないことでわからないことがあれば質問してくるといい。